参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.224
高い次元で集中力を維持するためには、それと同じ次元の体力が絶対的に必要です。
だって体力がなくなってヘロヘロになってしまったら、集中力も何もなくなってしまいますから。
(佐藤琢磨 レーシングドライバー)
F1とインディカーレースの両方に出場経験があり、両レースで表彰台も経験している唯一の日本人、それが佐藤琢磨(42歳)である。
世界3大レースの一つであるインディカーレース。第1回は1911年、なんと明治44年から開催されており、30万人以上の観客が訪れる人気のレースなのだ。
楕円形のコースを最高速度370kmで200周、心拍数は160~180/分に上がり、3時間以上続く。
集中力を失うと一種でクラッシュしてしまう。
体力的にも精神的にも大変過酷なレース。
欧米人に比べて体格に劣る佐藤選手であるが、2010年からインディに参戦し、今も活躍している。
佐藤選手は学生時代、優秀な成績で早稲田大学に入学。
体や精神を鍛えるための方法をしっかり研究し、強い心を維持するためにはまず体を鍛えることだと考え、現在の活躍のもととなっている。
スポーツ選手のように体を鍛える必要はないかもしれないが、どんな仕事をしていても、集中力が必要な時はあるし、心が試される瞬間は必ずある。
高い次元でパフォーマンスができるように体を鍛えて、心を高めていきたいと思います。