参謀note
気付きの走り書きメモ
コンプライアンスを改めて考える
今日では様々な企業において、コンプライアンス研修というものが実施されています。
それだけこの言葉が広く浸透してきているものだと感じます。
では、そもそも「コンプライアンス」とは何でしょうか?
「コンプライアンスとは何か?」という問に対して、「法令遵守」と即答される方は多いと思います。
しかし、果たして「コンプライアンス=法令遵守」でよいのでしょうか?
「コンプライアンス=法令遵守」だとすれば、「法律を守っていれば、コンプライアンス違反はしていない」と言えることになります。
しかし、近年、法令違反はしていなくても、世間から非難を受ける企業が多くあります。
それは法令違反だからではなく「企業倫理違反」「道徳に反する」という理由からです。
以上から、法令だけではなく、より広く「企業倫理」や「常識」に反しない企業活動が重要であると言えるのではないでしょうか。
また、コンプライアンス違反であるか否かの判断基準は、「常識」、ひいては「良識」なのではないかと思います。