参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.355
心と心のつながりほど、人と人の間をやさしく結ぶものはありません。
(土家由岐雄 童話作家)
心とは何だろう?
心にはとても広い概念が存在する。
時と場所、あるいは文脈によってさまざまに変わる心。
夏目漱石の名作で「こころ」という小説がある。
ある少年が先生と慕う人がいた。
Kという純粋な若者は先生からある言葉を投げかけられた。その言葉によってKはひどく傷つき自ら命を絶ってしまう。
そして、先生もまたそのことを悔やみ続け、最後には同じように自分で命を絶ってしまう。
人の心は繊細であると同時強い部分も持っている。
弱い心に支配されそうになった時に、やさしい言葉で励ましてくれる人に支えられ、やさしい言葉を投げかけることができる人になっていく。
心はやはり人と人とやさしく結びつけるものとして活用したい。
いま自分があるのは様々な人たちに支えてもらっているから、そのことをどんな時も忘れない自分でありたいと思います。