参謀note
経営と教養のための名言マラソン
経営と教養のための名言マラソン Vol.548
何か大事を成そうと思うなら、一万回の祈りを捧げることや。
(松下幸之助 松下電器産業創業者)
宮本武蔵の『五輪書』にこのような言葉がある。
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」。
「鍛」は基礎が定着するということ、「錬」は一つの道として揺るぎなく完成すること。ここから「鍛錬」という言葉が生まれた。
「祈り」は、感謝の気持ちとともに宣言をすること。単なる「お願い」とは違うものだという。
継続することと感謝の気持ちを持つことの大切さ、そして、宣言することの大切さを、松下幸之助さんは一万回の祈りと表現されたのだろう。
日はまた昇る。
今日も一日が始まります。あたり前に思えることにも感謝して、目標に向けてコツコツと努力を重ねていきましょう。
日暮 宏一