参謀note
経営と教養のための名言マラソン
経営と教養のための名言マラソン Vol.584
とにかく三年間、真剣味を維持して努力を続けてみなくてはいけない。
そうするとまた別の道が開けてくる。
人生五十年というけれど、わずか三年間の辛抱ができるかどうかで、一生が幸福な人生となるかどうかが決まる。
(渡部昇一 上智大学名誉教授)
「石の上にも三年」という言葉がある。これは冷たい石の上でも、3年座り続けていれば、やがて石が温まり、温かく感じるようになるということから、努力を継続すれば必ず報われるという意味。
また「10,000時間の法則」というものもある。10,000時間を3年で割ると1日約9時間となる。1日8時間労働に少しプラスアルファで3年、そうすればプロ級になれるという言い伝え。
3年なのか10,000時間なのかは別にして、そういう言い伝えがいろいろあるということは、それだけ続けられない人が多いということだろう。
1年頑張ってきたけど結果が出ない。そんなとき多くの人は見切りをつけてしまうかもしれない。でも本当に頑張ってきたのなら、きっと光は見えているはず。
見えていないとしたら、頑張り切れていなかったか、要点を押さえずただ同じことをしてきただけなのかもしれない。
真剣味を維持して努力を続ける。
なかなか難しいことかもしれない。
難しいのならば、うまく工夫を加えて、継続できる方法を見つけ、結果につながる努力にしていきましょう。
日暮 宏一