参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.19
理屈では説明がつかない野生の勘が勝負の八割を決める。
(楠木 建 『ストーリーとしての競争戦略』より)
成功した人に話を聞くと、多くの人が「運が良かった」という。
運がいい人が成功を手にするのならば、どうすれば運のいい人になれるのだろう。運がいい人はどうでもいいことには鈍感で、大事な事には敏感に反応することができる人。つまりの勘の鋭い人だ。
鋭い勘を得るためには、実際にやってみるということが大事。サーカスで綱渡りを披露する人が、教科書で学んで渡れるようになったわけではなく、実際にロープの上を歩き、何度も落下してバランスを保つ方法を身につけていった。最初は人から教わったり、真似をしたりして、そして実際自分でやってみて感覚を鍛えていく。考えながら動くことで感性は磨かれていくものだから。
さらに単に動くのではなく、走りながら考えることで、野生の勘といえるレベルにまで進化していくことができる。
野生の勘を養って運のいい人になり、チャンスを確実に手にすることができる人になっていきましょう。