参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.22
才能無えヤツがあきらめ良くて、何が残るってんだよ!!
(『はじめの一歩』 青木勝のことば)
『はじめの一歩』はボクシングを題材とした森川ジョージによる漫画作品。29年ものあいだ連載が続いており、122巻にまで達している。
主人公は「幕之内一歩」、ジムの先輩である「青木勝」、青木の同期の「小島寿人」。小島は妻の出産を機に引退を決意し、最後の舞台として一歩への挑戦を選んだ。試合は一歩の圧倒的な勝利で幕を閉じた。
試合後、同期の青木が小島に言い放った言葉が今日の名言。そこに至るやり取りはこうだ。
青木「本当にこのまま引退できるのか?」
小島「仕方ないんだ。」
青木「安っぽい努力しかしてないからそんなセリフが言えるんだ、この先もそうやって何でも中途半端にゴマかしていけばいい。」
小島「プロの世界ってのは選ばれた人間だけが上に行けるんだ。持ってねえ人間がいつまでもしがみついてりゃぶっ壊れるだけだ。才能無えからよ、どこかでさっぱりあきらめるしかねえんだよっ!」
青木「違うだろーがっ!コツコツ積み上げてきたからしがみつくんだよ、積んで積んで、ようやく登ってきたのに簡単に下りられるワケねえだろっ!才能無えヤツがあきらめ良くて、何が残るってんだよ!!」
才能がないと分かったときに、別の分野に挑戦をする。それも正しい選択なのかもしれない。しかし、才能がないってどうしてわかるのだろう?エジソン、ゴッホ、ダーウィン、マイケル・ジョーダン、ベーブ・ルース、ウォルト・ディズニー、チャップリンなど、才能がないと言われていた偉人は数知れずいる。
「自分には才能がない。」そう感じたことがある人は、たくさんいるだろう。
才能がないなら、ねばってみる、しがみつく、あきらめない、そんな選択を試してみるのもいいのではないだろうか。