参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.57
いつも失敗の連続ですよ。
商売に関していえば1勝9敗ぐらいです。ほとんど失敗してる。
新しいことを初めて成功する確率は、ほとんどゼロに近い。
(柳井 正 ファーストリテイリング会長)
昭和の3大経営者といえば、パナソニックの松下幸之助氏、ホンダの本田宗一郎氏、そしてソニーの盛田昭夫氏があげられる。現代の名経営者といえば、京セラの稲森和夫氏やソフトバンクの孫正義氏、そしてユニクロの柳井正氏などがあげられるだろう。
今や誰もが知る名経営者の柳井氏だが、数多く失敗も経験している。
柳井氏は、地元の高校を卒業後、早稲田大学に入学、就職は大手商社を受けるがことごとく落ちて大学を卒業後、しばらくしてジャスコに入社する。しかし、9ヶ月で退職してしまうことになり、山口に戻って父が経営する小郡商事に入社する。父からバトンを受け取り社長になってからは、UNIQLOブランドを立ち上げ、社名もファーストリテイリングとし、会社をどんどん成長させ名経営者となっていったが、その間にも野菜の販売事業では多額の負債を抱え失敗するなど、すべてが順調に来たわけではない。
人生は長いようで短いし、短いようで長い。一次の失敗や不調にとらわれるのではなく、大局でとらえることですべては次に活かされる。
1勝9敗、上手くいかないことの方が多いけれど、視野を広持ち、様々な視点からものを見て視座高く道を進んでいきましょう。