お知らせ
「ナニワ起業塾 Vol.1」スタートしました!
昨日6月11日より「ナニワ起業塾」と銘打った、起業のあり方について徹底的に共に考えるための講座がスタートしました。
隔週で4ヶ月間、合計8回に及ぶものです。
私たちが提唱する起業のあり方は「先に守りをしっかりと固め、その後に力量に応じながら攻める」ことを基本姿勢としています。
念の為にお伝えしておきますが、守りが固まるまで一切攻めないという趣旨ではありません。
それではいつまでたっても始まりません。
起業の方法については、いろいろな先生方がいろいろな方法を伝えています。
多種多様であって良いものですし、またそうあるべきでしょう。
なぜ参謀リンクスが守りを優先した姿勢なのかについては、私(参謀 青木永一)が、過去の金融業時代の500社を超す倒産と関わってきた経験を基にしているためであり、成功することよりも失敗する確率を下げることに重きを置いていることが理由です。
勝つためには、仕掛けること。
負けないためには、仕組むこと。
仕組みとは守りのこと。
まずは負けないための取り組みが先決、このように考えています。
ナニワ起業塾の様子については、折を見ながら投稿でお伝えできればと思いますが、まずは第1回目となる昨日は「企業の理念」について、参加者の皆さんと共に考え、議論を重ねました。
非常に判断に迷う、数多い「問い」を投げかけられたにも関わらず、最後まで集中力が途切れることなく熱心に悩み、考え、そして議論を重ねる過程で理解を得、自分の意見の主張と伝えられた内容の間でモヤモヤしたりと、中身の詰まった2時間半を共に過ごすことができました。
今頃はきっと、振り返りを行いながら1日目の事後課題に向き合っているのではないかと思います。
何を伝え、学び合うか
9月までの4ヶ月間の中で参加者たちは、経営に携わるための必要な知識とあわせて、参謀リンクスメンバーそれぞれが現場で得た様々な経験と、そこから得た知見を織り交ぜた講座資料と向き合いながら、議論を重ねていきます。
伝え手の私たちも、守りを固めた起業とはどのようなものなのか、さらに失敗の確率を下げるためには何をどのように考え、そして行動すべきなのかなどについて、非常に多くの時間を費やし議論を重ねながら講座資料づくりを行ってきましたし、現場でのアップデートによってこれからも資料の改良を重ねます。
伝え手としての当然の責務として、一切の妥協を許さず、常に感受性のアンテナを張り巡らせながら責任を果たしたいと思います。
そして、起業家と企業家がつながり、より良い経営を考えるための、そして支え合えるコミュニティをつくっていこうと考えています。
当初の企画段階では、これまでと同じようにリアル会場での開催を予定していました。そのため、講座名に大阪的な雰囲気を出そうと冠(かんむり)に「ナニワ」と付けましたが、今般の新型コロナウイルスの影響により、急遽オンライン開催へと移行したことで意味をなさなくなったと思うものの、結果としてはありなのかも知れません。
今後、また改めて再考したいと思います。
最後に、
「ナニワ起業塾」の開催にあたり、企画段階から非常に多くのご協力をいただいたOBPアカデミアの崔さんをはじめとするスタッフの方々には感謝しています。
宣伝告知や、講座用のジャケット作成まで手掛けていただき、本当に感謝しています。
9月までの4ヶ月間、参加者とともにしっかりと議論を行っていこうと思います。
参謀 青木 永一