参謀note

経営と教養のための名言マラソン

グレの名言マラソン Vol.118

「目の前の現実的な課題」に対して、「自分ができることは何か」を考え、行動する。

これこそが「現実に働きかけ、現実を変えていく力」であり、「人間力」の大切な要素の一つ。

(野口嘉則 ベストセラー作家)

 

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」

 

カナダの精神科医で心理学者のエリック・バーンの言葉。

 

正にその通りだと思って、人に要求することをせず、まず自分を磨くことに徹する。果たしてこれは正しいのだろうか。

 

正しい場合もあるし、間違ってしまう場合もある。

 

例えば、自分を一生懸命磨いて、知識や経験も豊富になり、それによって人間力も高まり、広い心で人との対話ができるようになれば自分磨きは正しかったということだろう。

 

ところが自分を磨くことばかりに一生懸命で、人に働きかけることをしないようになると、ただの頑なな人になっていくだけである。

 

ある夫婦の話しが、野口さんのブログにあった。

 

結婚するときに「家事はすべてお願いしたい」、そう夫から言われた妻。

 

二人の小さな子供を抱え、何もかも自分で背負って頑張った。本当は少し家事の分担をして欲しい時もあった。でも、それをお願いするのは、人を変えようとすることだから、自分が変わるべき、自分が一生懸命にやるべき、そう考えすべて自分でやろうと一生懸命の毎日だった。

 

しかし、そんな毎日は続かなかった。ついに妻は鬱になってしまったのだ。

 

相手に何かを要求すること自体は、相手を変えようとすることではない。一方的に要求をぶつけるのは、相手を変えようとしていることだが、要求を投げかけ、お互いの立場や考えを対話するのは、決して相手を変えようとしていることではないと思う。

 

目の前の現実をいい方向に変化させるために、人に対して働きかけて、相手の考えを傾聴し、理解して、人間力を高めていきたいと思います。

 

この参謀noteの著者:

参謀青木 永一

参謀の特長
ベルロジック株式会社 代表取締役 経営学修士(MBA)メンバーの中でも、異色の経歴を持つ。 前職は、事業者向け専門の「ナニワの金融屋」であり、30代後半までの15年間の経験の中で、約500社を超える倒産と間近に関わってきた。
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