参謀note

経営と教養のための名言マラソン

グレの名言マラソン Vol.166

明日ありと思う心の仇桜、夜半の嵐の吹かぬものかは。

(親鸞)

 

幼くして両親を亡くし、9歳にして得度を決意した親鸞聖人。

 

幼くいたいけな姿を見て、周りの一人が「今日はもう遅い、明日にしてはどうか」と言った。

 

その時に親鸞が唄にして思いを語ったもの。

 

人の心は桜のように純粋で美しくも、はかなく弱いもの。一夜の出来事で桜が散るように決意は失われるかも知れない。

 

どうぞ情けはご遠慮ください。

そのような心の叫びか聞こえてくるようだ。

 

心に決めたことを、心の中だけに留めていては、いつどんな環境の変化があるかわからない。

 

周りの変化によって心が揺れ動かされる前に、小さなステップでもいい、何か行動を起こしてみる。

 

そうすると視界が少し広がり次のステップが見えてくる。

 

一歩ずつ着実に前へ進んで、その決意を成就させていきましょう。