参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.261
間違いをしたことのない者は凡庸である。
そのうえ、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない。
(ピーター・ドラッカー 経営学者)
凡庸とは、優れた点がなく平凡なこと。
平凡で取り柄がないこと。
読み方が似た言葉で「汎用」という言葉がある。
汎用とは、広い範囲で用いることができるもの、応用できるもの。
凡庸は、平凡であるだけでなく、優れた点や取り柄がないこと。
でも、優れた点や取り柄のまったくない人がいるのだろうか。
「十人十色」という言葉があるように、人はそれぞれに特徴をもって生きている。
特徴は捉え方を変えると、その人の強みや才能である。
自分の強みを見出すことができた人は、その強みを汎用的に活用することができるようになる。
「あの人は何をやってもうまくできる」というような状態だ。
凡庸な人は、自分の持つ優れた点や取り柄を見出そうとしてなかったり、磨くことができていなかったりするから、同じように努力しているつもりでも、なかなか結果がついて来ない。
自分の優れたところを見出し、それを磨いていくためには、いろんな経験をすることが必要だ。
挑戦し、失敗し、落ち込み考え、修正を繰り返すことで、やがて強みが磨かれていく。
凡庸から抜け出し、汎用的に自分の才能を活かせるように、勇気を持って行動をし続けていきたいと思います。