参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.284
人生は、にこにこ顔でいのちがけ
最善の努力というのは、あらゆる条件を考えて、いつまで続けても過労が出ず、努力の中に笑いがあるようなものだ。
(平澤 興 京都大学第16代総長)
苦学して京都大学医学部を卒業、中枢神経の研究では世界でも認められるほどで、猛烈に医学の研究に打ち込んだ平澤氏。
医学の研究は当然原書を読まなければならない。
頑張って1時間1ページ読める本は、1時間で3分の2か半分ぐらいに設定し、半年間で3000ページの医学書を原書で読んだ。
1ページ1時間で読めたとしても、1日16時間以上も難しい本を読んでいたことになる。
それだけのことができたのは、計画の段階で余裕を持った設定をすることが大事。
あらゆる条件を考えて、余裕をもって設定していると、実際に行っていく中で余裕が生まれ、笑顔を保ちながら努力を続けることができるという。
『準備の段階では、ネガティブに様々な状況を考え、行動し始めたらポジティブにどうしたできるかだけを考える。』
稲盛和夫も同じようなことを言っている。
長く継続しても疲れが出ないように、計画と準備を丁寧に行い、笑顔を絶やさず進んでいきたいと思います。