参謀note

現場日記

「インパクト」を数値化してみて改めて感じた怖さ

つい先日、仲良くしていただいている製造業を営む会長と、何気ない世間話をしていたときの話です。

 

会長の話が少し熱を帯びだし、「90年当時のあのバブルの異常さは今思い返しても怖さを感じるよ」の言葉をきっかけに、当時の事業環境や銀行融資の押し売り営業の様子、同業者の派手な生活ぶりなどとても臨場感のある話術で楽しませてもらいました。

 

話自体は他愛のないものなので割愛しますが、メモに留めておこうと感じたところのみご紹介したいと思います。

 

ご存じの方も多いと思いますが、1990年当時の郵便貯金の定期預金金利は、今では考えられませんが「6%」を超えていました。

 

私は当時二十歳前後。

アルバイトで稼いだお金の預け先だったこともあり、うろ覚えながらも「6%」前後であったことは記憶しています。

 

それが、今となっては見る影も無い「0.002%」

 

暗算が得意ではないため、目の前に置いてあった電卓を叩いてその差を確かめてみた結果、改めて驚きました。

 

実に、今の「3000倍」です・・・。

 

逆に言うと郵便貯金に預け入れる価値が「1/3000」に減少したということでもあります。

 

減少という言葉では、収まらない数字です。

 

ただし、そもそもが異常値だったバブル当時を基準にすることは乱暴な展開であるため、遊び感覚で以下の話にお付き合いください。

 

今さらの話ですが、この紛れもない事実の数字を目の当たりにすると、たとえ当時のバブルが異常であったとしても、会長が感じた「怖さ」とはまた違った「怖さ」を感じるのは、私だけではないはずです。

 

さらに、違った角度の話では、預けたお金が倍になるまでの年数を計算する【72の法則】にあてはめてみると、それぞれの利率(複利)で預けたお金が倍になるまでの年数は、

 

バブル時が12年。

 

それに対し、

 

現在は、3万6千年(絶句)

サンマンロクセンネン・・・

 

今から3万6千年後の未来ってどんな世界か想像できますか?

正直なところ、私は興味すら湧きません。

 

人類が、というよりも、むしろ地球自体が残っているのかどうかさえわかりません。

 

逆に、今から3万6千年前がどんな時代だったのかご存じですか。

 

Wikipediaによると、

約3万年前 – ネアンデルタール人がこの頃絶滅。

(Wikipediaより抜粋)

 

と記載されていました。

 

もはや怖さをとおりこして、会長と二人で笑うしかありませんでした。

 

インパクトを数値化すると、感覚だけだったものが一層に明らかになることを改めて実感したので、「気づきの走り書きメモ」「現場日記」として書きとめておきます。

 

参謀 青木 永一

 

この参謀noteの著者:

参謀青木 永一

参謀の特長
ベルロジック株式会社 代表取締役 経営学修士(MBA)メンバーの中でも、異色の経歴を持つ。 前職は、事業者向け専門の「ナニワの金融屋」であり、30代後半までの15年間の経験の中で、約500社を超える倒産と間近に関わってきた。
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