参謀note

気付きの走り書きメモ

行動を起こすために必要なたった一つの条件

行動を起こさせる本に出会ったときは、とても幸せを感じますし、行動できる自分のことをとても素敵な存在だと自画自賛もします。

 

良書が行動を起こさせるとは限りませんが、行動を起こさせる本は良書と断言できます。

 

そのような本は、いつもとてもシンプルで、本質をとても短い言葉で伝えてくれます。

 

カッコいい理論や、横文字、理屈は一切書かれていません。

 

 

知識の充足と行動の間には、「欲」にまで落とし込む執念、そんな魔物が立ちはだかっているのではないか、そのように考えています。

 

「欲」は、人間の脳の奥深い部分、大脳辺縁系が司っているようです。

 

大脳辺縁系について、Wikipediaの説明によると

 

辺縁系の範囲に関しては研究者によっても異なるが、大脳のうち系統発生的に古い原皮質(旧皮質)や古皮質とこれらと密接な関係がある扁桃体、中隔核、視床下部、視床前核、海馬を合わせて示すことが多い。

(Wikipediaより抜粋)

 

と記載されています。

 

人間の大脳の中でも、どうやら原始的な部分のものとして判断しても、大きく的を外した解釈ではなさそうです。

 

行動を起こすためには、その大脳辺縁系にシンプルで嘘のない、本能的な言葉に研ぎ澄ますことが、もっとも重要な条件になると考えています。

 

知識の充足と行動の間に立ちはだかる魔物の正体を「欲」としたところ、とても納得感がありシンプルであると感じています。

 

行動の源泉は、紛れもなく「欲」。

 

ただし、行動する姿は美しくありたいものです。

 

過去がどうであれ、生きていくうえにおいてはリカバリーこそが「美」であり、「欲」と「美」は、補完関係にある、私はそのように考えています。

 

参謀 青木 永一