参謀note

経営と教養のための名言マラソン

グレの名言マラソン Vol.425

妥協は僕にとって最も汚い言葉だ。

僕はいつも自分に正直でいたいし、生きてる限りは人生を大いに楽しみたいんだ。

(フレディ・マーキュリー ヴォーカリスト)

 

イギリスのロックバンド、クィーンのヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーは1991年11月24日、45歳でこの世を去った。

 

イギリスの保護国だったアフリカのザンジバルで生まれたが、幼少期の大半はインドで過ごした。その後、ザンジバルに戻ったが国で革命がおこり、内乱状態となり、安全上の理由から家族はイギリスへ移住する。

 

生まれはアフリカ、育ちはインド、宗教はゾロアスター教、マイノリティであることで屈折した思いを持っていたフレディ、自由奔放に生きた人だという印象があるが、音楽に対する姿勢は一切妥協を許さない人であった。

 

クィーンの代表曲『ボヘミアンラプソディ』、6分という当時としては異例の長い曲であったが、その楽曲の完成度の高さから歴史に残る曲となった。

 

アナログの時代のレコーディング作業は大変な時間を要した。何度も何度も、同じ個所を納得いくまで録音を繰り返し、丁寧に作り上げた曲は、世界中の人々の心を動かした。

 

「ボヘミアンラプソディ」が収められている『オペラ座の夜』は、44年前の1975年の11月に完成したアルバムだが、妥協せず作り上げたものは今でも輝きが失われていない。

 

自分に正直に生きるため、人生を楽しいものするために、安易な妥協を無くしていきたいと、フレディの命日にあたり自分に言い聞かせたいと思います。