参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.392
一つのことに対して10年、20年、30年と同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられるのが才能。
(羽生善治 将棋三冠)
一つのことを長く続ける。
しかも10年、20年、30年と。
まあ、それだけ続けることができれば、大抵のことはマスターできるのではないだろうか。
三日坊主という言葉もあるように、人間は同じことを長く続けるのが苦手。でも続けないとなかなか上手くならないし、望む結果を手に入れることは難しい。
一つのことに同じ姿勢で情熱を傾け続ける、最初からそのような才能を持っている人はまずいない。上手く工夫をしながらだんだんと手に入れたものだ。
コツコツ努力を継続し、習慣にしてしまうには、3つのコツがあるという。
一つは、小さな目標から始める。
健康のために今日から7階の事務所まで階段で上がる。全く運動していない人がそんなことをしたら、それこそ三日坊主になるだろう。まずは2階までは階段で行くとスモールステップで始める。
二つ目は、誰か(何か)の力を借りる。
やろうと決めたことを一人でやるよりも、同じ目標を持つ誰かと一緒にやるとか、アプリなどを活用して楽しみながらやる。
三つ目は、結果は長期的な視点で見る。
目に見える結果はそれなりに時間がかかるということを、しっかり心に言い聞かせて、すぐに結果が出てこないからといってやり方を変えない。
継続していくためには、他にもいろんな工夫があるだろう。
何よりも大事なのは「自分は続けることができる人間だ」と、自分を信じてあげること。
自分を信じてより習慣を作り上げて、望む目標を次々と確実に達成していきましょう。