参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.394
安岡先生から「思考の三原則」を教わった。
- 目先にとらわれないで、できるだけ長い目で見ること。
- 物事の一面にとらわれないで、できるだけ多面的に、できれば全面的に見ること。
- 何事によらず枝葉末節にとらわれず、根本的に考えること。
(嶋 聡 『最強経営者の思考法』より)
昔、お客様と日本海に釣りに行ったことがある。
釣り船に乗って沖に出て大物を狙う。
さあ釣ろうと針に餌をつけていると、なかなかうまくつけられず、ずっと針先を見ていると、だんだん気分が悪くなってきて吐いてしまった。それからはもう船酔いで釣りどころではなく、ずっと船で横になっていた。それ以来、船釣りには行っていない。
あまりに近くのものばかり見ていると、気分が悪くなってしまう。
目先にとらわれている状態は船酔いと同じ。
マラソンや100m走で後退することはないだろう。
でも、人生ではいったん立ち止まったり、後退したりするようなこともある。
そんなとき目先のことにとらわれていては、望むような形でゴールすることはできない。
長期的な視点で考え、いま何をするべきか、様々な視点で考え、物事の本質を常に意識して、健康的に目標へ向かって進んでいきましょう。