参謀note

経営と教養のための名言マラソン

グレの名言マラソン Vol.431

肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養う滋養分としての読書は、われわれにとって欠くことのできないものなのであります。

ですから人間も読書しなくなったら、いつしか心の栄養不足をきたすと見て差し支えないでしょう

(森信三)

 

読書は、はるか昔においては、富裕層やインテリ層のみに許されたものであった。活字というものが発明され、大量印刷が可能になり、大衆の識字率が向上するとともに、大衆娯楽として受け入れられるようになった。

 

グローバル企業で経営戦略の立案など、世界で活躍してきたベストセラー作家のムーギー・キム氏は、「忙しい一流の人ほど、たくさんの本を読んでいる。二流の人たちは時間があっても本を読もうとしない。一流と二流の差は、年収や資産の差よりも、読書量の差の方が大きいのではないか。」と語っている。

 

その一流の人たちは漫画や雑誌など娯楽的な本は読まず、難しい専門的な本を読んでいるのかと思いきや、実はそうではなくて、むしろ幅広く読んでいるという。

 

漫画や雑誌はもちろん、自分の仕事と関係のない分野の本も、興味が持てたものなら何でも読む人が多いという。

 

今や携帯やタブレットでも手軽に読書ができる時代、上手に隙間時間を活用して、幅広く気軽に本を読むことで、人としての幅も厚くなるように、心の栄養を満たしていきましょう。