参謀note

現場日記

年末の様相から、意志ある経営について考えてみた

年末に向けて、そろそろ仕事を落ち着かせようとする私の思惑とは裏腹に、計画がとん挫しかけている進行途中の仕事依頼や、次年度の計画の相談などが入ってくることが多くなってきています。

 

また、年明からの開始を予定していたはずの企画の打ち合わせについても、やはり年内に一度会っておきたいという話も被ってきています。

 

心理的なものなのでしょうね。

 

単に年末というだけで、年が明けて2週間もすれば正常化に戻るとわかっていても、このように雰囲気にのまれる慌ただしさが、年末の様相だなぁと感じます。

 

こちらの勝手な狙いどおりになど進まないものです。まぁ、当然の話ですが。

 

とは言え、どう考えても時間的に無理なものは「今回は申し訳ないです」と断りますが、都合や心とは裏腹に「わかりました!」と軽快な返事が口から出てしまうことも少なくなく、電話を置いてから準備が大変なことを想像して、心底ゾッとなり自己嫌悪に陥ることも少なくありません。

 

自業自得です(笑)。

 

 

しかしながら、こうやって私のことを想起してくれるうちが華なのだと思って、できる限りは応えないと、です。

嬉しい限・・・り・・・で、す、、はい。嬉しさが隠しきれない状態です(笑)。

 

 

今のこの時期は、本業を裏側で支える不動産投資事業を伸ばしておくには良いタイミングなので、段取りに時間が割かれるものの、金融機関や協力業者の方の献身的なフォローに助けられ、私が割く時間は最小限にとどまり、無事に計画どおり伸ばすことができています。

 

「良い時はおかげさま、悪い時は身から出たサビ」の言葉が、つくづく身に沁みる瞬間でもあります。

 

特に今のような不確かな環境下(コロナ)において、未来の収益の「確からしさ」を構築することは守りであり、攻めでもあるので慎重にかつ大胆に進めないとなりません。

 

目の前の課題に取り組みながらも、決して近視眼的になり過ぎず、ほんの少しだけ先の未来に視点を置くことを諦めず、経営の舵取りを行いたいと思います。

 

未来は何一つ確定していない状況であり、絶対に誰にもわからないものです。ならば、その時の気分や環境に左右された悲観に侵されるのではなく、意思を持って楽観的に考え、具体的に計画を推し進めることは、既に「勝ち」に等しいと考えたとしても誰も否定はできません。

 

誰かの思惑や気分が沸騰して引っ張られやすい師走、気を張っておかなければ乗り切ることが難しくなります。意志ある経営を行っている場合に限り『乗り切る』の一択に絞られるに違いありません。

 

楽観か悲観か。

引っ張るか引っ張られるか。

 

意志を持った経営で一択に絞り込み、推し進めて行きましょう。

 

自戒を込めて。

 

参謀 青木 永一

 

 

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