参謀note

経営と教養のための名言マラソン

経営と教養のための名言マラソン Vol.466

正直でいよう。責任を持とう。

さもないと何をやっても意味がない。

(ハーブ・ブルックス アイスホッケー選手・コーチ)

 

オリンピックアメリカ代表のヘッドコーチを歴任したブルックス氏。1980年、彼がヘッドコーチを務めたレークプラシッドオリンピック、東西冷戦の真っただ中、緊張状態が続いていた時だった。その影響はスポーツにもおよび、お互い国の威信をかけて、メダルを争う状態であった。

 

アメリカとソ連、この時のアイスホッケーチームの状態は、ミネソタ大学の学生中心で臨んだアマチュアチームのアメリカ、それに対してプロ集団のソ連はオリンピック4連覇中で、オリンピックの前3ヶ月は42戦全勝という戦績を誇っていた。

 

出場12チーム中、世界ランク7番目のアメリカ、圧倒的1位のソ連。試合前の予想はほぼすべての人がソ連の勝利を予想していた。ところが両者の試合は大方の予想を裏切りアメリカの勝利となり、のちに「氷上の奇跡」と呼ばれ、歴史的な試合となった。

 

勢いに乗ったアメリカはその後も勝ち進み金メダルと獲得、ソ連は2位で銀メダルとなった。

 

一人一人が正直であり、一人一人が自分の責任を果たすことで、チームの力が何倍にも大きくなった結果の金メダル。責任を果たすとは自分の決めたことを行動に移し、あきらめずに継続し続けるということ。

 

正直でいること、責任をしっかり持つこと、どんな時も忘れず前へ進むことで奇跡を起こしていきましょう。

 

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