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書籍レビュー|言葉を減らせば文章は分かりやすくなる

著/山口 謠司  出版/ワニブックス

 

みなさんは、一日に何通のメールを送っているでしょうか?またその時間を累計すると、どれくらいになるでしょうか?ちなみに私の場合、平均して約30通前後でした。一つ5分でも二時間半、そう考えると、メールを書く時間ってなかなかバカにできない時間ですよね。

思えば、メールにしろ報告書にしろプレゼン資料にしろ、文章を書くという行為は日常茶飯事ですし、何かを伝える以上、相手への印象にも大きく影響します。…と考えると、「文章を書く」というのは実はとても重要なスキルなのだろうな、と思います。要点をまとめ、簡潔に伝える力は、社会人必須のスキルとしてもっと重視されてもいいような気がします。

本著は、簡潔で実践しやすいエッセンスが集まった一冊となっています。また、大前提として内容を先に考えようというコンセプトの話から始まり、具体的なテクニック集まで紹介されているので、活用しやすいと思います。

 

■文章を短くするコンセプト

文章を書く前に伝えたい内容を固める。「書きたい」より「伝えたい」ことをまとめる必要を感じました。もっと言えば「(相手が)知りたい」なんでしょうけど。

 

■文章を短くするテクニック

・「方」「かどうか」「ような」「という」「ている(ていく)」は不要。

・動詞を和語にする

…勉強する→学ぶ

継続する→続ける

・和語を漢語にする

…身を粉にして働いた→尽力した

・婉曲表現をやめる

 

■文章を分かりやすくするテクニック

・一文一要素

・主語と述語を近づける

…そのための一文一要素。それを補足する文章は切り離し、必要かを判断する。

・逆説の接続詞は極力使わない

…逆説は、予想される結果が表れないときに使うので、逆説が多いと意味が分からなくなってしまうため。

・結論→根拠→具体例、の順番

 

簡単に読める割には重要なエッセンスが含まれていて、良書だと思います。同じような問題を抱えている人は是非読んでみてください。

StockSnapによるPixabayからの画像
参謀 川勝 洋輔
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