参謀note

経営と教養のための名言マラソン

経営と教養のための名言マラソン Vol.492

物事には何でも裏と表がある。

デメリットを恐れて立ち止まったら発展はない。

メリットをそれ以上に大きくすればいい。

(小倉昌男 ヤマト運輸社長)

 

小倉昌男氏は大和運輸創業者の小倉康臣氏の次男。東京大学卒業し父の会社に入社するが、その半年後、当時不治の病と言われた結核を患う。幸運にも、奇跡的な回復をし、業務に戻り、子会社の再建を手掛けて本社の役員となり、47歳でヤマト運輸の代表に就任する。

 

当時の大和運輸は長距離・大口貨物の部門に乗り遅れ、採算割れの事業を抱えて苦境にあえいでいた。そこで長距離輸送に乗り出すなど新たな事業に乗り出すが、売上は伸びても利益が上がらないなど思うような結果が出ない。

 

経営状況は深刻なまでに悪化していたが、次に小口貨物に集中することを決断する。

 

小口貨物の初日取扱い個数はたったの11個、その後も伸び悩んでいたが「サービスが先、利益は後」を合い言葉として、宅急便事業を推進していき、やがて日本一の取扱に発展する。

 

サービスとコストは二律背反の関係にある。

採算意識を捨てて、サービスを高めることに集中したことでヤマト運輸の成功への道が開かれた。

 

デメリットを気にしていては一歩踏み出せない。

 

メリットを最大限にする努力を重ねることで、道を切り開いていきましょう。

 

日暮 宏一

 

 

この参謀noteの著者:

参謀青木 永一

参謀の特長
ベルロジック株式会社 代表取締役 経営学修士(MBA)メンバーの中でも、異色の経歴を持つ。 前職は、事業者向け専門の「ナニワの金融屋」であり、30代後半までの15年間の経験の中で、約500社を超える倒産と間近に関わってきた。
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