参謀note
経営と教養のための名言マラソン Vol.515
人生に変化を起こすのは、いつもほんの少しの余分の努力なのです。
(マット・フューリー)
「塵も積もれば山となる」ということわざがある。
旧約聖書にアダムは塵から作られたとある。
動きようのない大きな山や、宇宙に匹敵するぐらい精密な組織である人体。それぐらいすごいものでも塵のような微細なものの、積み重ねによってできると例えられているぐらい、積み重ねは大事であることが昔から言われている。
毎日その日の実力に1%の努力をしていったとすると、1の翌日は1.01、その翌日は1.0201、その翌日は1.0303、365日経った時には37.783で37倍以上の力になっている。
逆に毎日1%ずつさぼってしまったときには、1あった実力は1年後には0.026になっている。その差はなんと1,453倍になる。
これは楽天の三木谷さんがブログに書いた記事が、ネット上で話題になったものだが、単純に1の力に1%ずつ足していったとしても、1+0.01×365=4.65。
努力ができず1のままの力だった人と比べていたら、その差は歴然としたものになる。
ほんの少しの余分の努力は必ず誰にでもできること。自分の力を信じてちょっとした積み重ねを継続することで、人生にプラスの変化を作り出していきましょう。
日暮 宏一