参謀note
経営と教養のための名言マラソン Vol.517
朝、玄関には二足の靴がある。
一つは「また今日も始まるのか……」という靴。
もうひとつは「さぁ、今日も始まるぞ!」という靴。
どちらの靴に足を入れて家を出るのかは本人次第。
でも、どちらの靴を選ぶのかは、その人の資質であり、そしてその日に選んだ靴を脱ぐ瞬間まで、履き続けられるかがその人の才能となる。
(中村信仁 『営業に意味』より)
私たちは生まれたときには横になって泣いているだけだが、やがてハイハイするようになり、何度か失敗を繰り返した後に、二本の足で歩けるようになる。
歩く練習をする中で何度か失敗をしたことで、「私にはできない」なんて投げ出す赤ちゃんはいない。
人間は二足歩行できるという資質があるけれど、鳥のように空を飛べるという資質は持っていない。
資質とは、その人が生まれ持った性質で天性ともいわれる。あとから身に着けることは難しいとされるが、自分にどんな資質があるのかは、自分ではわからない。
だからできると信じて努力を重ねることが大事。
自分に与えられた資質を開花させるために、ちょっとした心がけと継続的な行動を実践していきましょう。
日暮 宏一