参謀note
経営と教養のための名言マラソン
経営と教養のための名言マラソン Vol.567
目標の限界とか、達成可能な範囲を決めていくのは、自分に対する「イメージ」だ。
(マクスウェル・マルツ 臨床心理学者)
一所懸命努力を重ねているつもりなのに結果が出ない人は、「努力逆転の法則」に陥ってしまっていて、努力が目標に対して効果的なものになっていないかもしれない。
「努力逆転の法則」とは、努力すればするほど努力と逆の結果を生みだしてしまうこと。ゴルフで池ポチャしてしまったときを考えてみると、軽くスイングして100ヤードちょっと飛ばせば池に入らないのに、頭の中は「池を越さないといけない、池を越さないといけない!」思いっきり力んでボールは池へまっしぐら。
「やらなければならない」という強い意思を持つことは大切ではある。しかし、「・・・ねばならない」という義務では体が硬くなる。「自分はできる。」自分に対するいいイメージを膨らませて、力みなく本来のスイングをすれば池は簡単に越えることができる。そのためには練習のときからいいイメージを持っていることが大事。
本番で能力を十分に発揮して、目標を次々と達成していくために、練習や様々な努力もいいイメージを持って取り組んでいきましょう。
日暮 宏一