参謀note

経営と教養のための名言マラソン

グレの名言マラソン Vol.69

忍耐と熟考をもって困難に当たれば、そのたびに成長することができる。

(ジャン・アンリ・ファーブル 博物学者)

 

昆虫記を書いたファーブルの名は誰もが知るところだろう。幼いころ彼の家は貧しく、祖父の家に預けられて育つ。その祖父の家が自然多い田舎にあったことから、昆虫や植物などに興味を持つようになり、後に博物学者となる。

 

ファーブルは子どものころから大変苦労が多かった人、学生時代は肉体労働をしながら学費を稼いだり、結婚後は10人の子どものうち6人を病気で亡くすなど、たくさんの悲しい出来事に遭遇している。「一分間さえ休む暇のないときほど、私にとって幸せなことはない。働くこと、これだけが私の生き甲斐である。」という言葉を残していることからもわかるように、仕事に打ち込んでつらい出来事を乗り越えてきた。

 

真剣に目の前の課題に打ち込むことで、人は確実に成長することができるから、どんな道であっても必ず開かれていく。

 

困難という成長のチャンスを前向きに受け入れていきましょう。