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書籍レビュー|データ分析できない社員はいらない

著/平井明夫+石飛朋哉 出版/クロスメディア・パブリッシング

 

タイトルは挑戦的ですが「利益=売上−費用」という原則を元に、
①売上を管理するためのデータ分析
②費用を管理するためのデータ分析
③在庫を管理するためのデータ分析
④利益を管理するためのデータ分析
①~④のためのエクセルのテクニック…と、分かりやすく章立てされています。(分析の基本は売上や費用によって変わるものではないので、同じ内容が各章にも出てきますが。)

 

データ分析については、各人の勘と経験で行っている会社が大半ではないでしょうか?恐らく、組織として分析手法を共有しているところは少ないのだろうと思います。しかし、そうすると、人によって手法が変わり、数値の認識違いを起こすリスクが生じます。結果として、ミスリードを誘発し、会社の打ち手の失敗率を高めます。本著は、分析の基本を組織で共有していくには、よいきっかけとなる書籍です。

 

データ分析の基本的な知見(マナー)という観点から言うと、複数回答では円グラフを用いない、パーセンテージなどの計算を伴う数値については計算式を明示し、分母と分子を明確にする、などといったことも挙げられます。その辺りは、また別な機会に本を紹介していきたいと思います。

 

 

参謀 川勝洋輔

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