参謀note
経営と教養のための名言マラソン
グレの名言マラソン Vol.71
人間にとって、一番恐ろしい敵は不遇ではなくて、自分の心です。
自分で自分をこんな人間だと思っていると、それだけの人間にしかなれません。
(ヘレン・ケラー)
ヘレン・ケラーは小学校の教科書に登場する偉大な人物。1歳半の時に高熱に襲われ、視覚と聴覚を失い、言葉も失って3重苦の生活となってしまう。
7歳の時に家庭教師のサリバンに出会い人生は変わっていく。
電話を発明したあのベル博士が盲学校に手紙で依頼して、派遣されてきたのがサリバン先生だった。会話をすることが難しいことから、サリバンに出会うまではしつけもままならない状態で、かなりわがままな状態に育っていたという。掌に一文字ずつ書いて、一文字ずつ覚えていく。気の遠くなるような訓練を繰り返し、言葉も発することができるようになり、大学の授業も受けられるようになり、自ら執筆や講演活動で世界を回るようになる。
その間何度も自分には無理だと思う瞬間があったことだろう。
自分との戦いは無理だと思ったときにいつでもやめることができる。しかし、戦いは簡単に終わらせてしまうと、そこには何も得るものがなく終わってしまうことになる。
自分はこんなもんじゃない、これぐらいでは諦めない。
必ずゴールに到達する。
自らを励まし、一番恐ろしい敵である自分に打ち克ち、喜びの勝利を手に入れましょう。