コラム

参謀 過去 在籍

性別の壁を越えて、個が輝く社会へ

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

 

新しい年を迎えるにあたり、日ごろ私が取り組んでいる事業の紹介をさせていただきたいと思っております。

私は薬剤師として調剤薬局で働きながら、「美養憧」という屋号で企業様に対して健康経営の講師として活動をしています。

 

「美養憧」のビジョン

「性別の壁を越えて、個が輝く社会へ」

 

働く女性の心身ケアが企業成長につながります

 

「なぜ薬剤師という安定した職業がありながら、このような活動を行っているのか」

とよく尋ねられます。

調剤薬局には、心と体の悩みを抱えた方が多く来られます。体の問題は病院で手術をしたり、お薬を服用すれば改善しますが、人間関係が原因となる心の問題は、お互い相互理解することで解決できる場合もあります。そのため、「薬に頼らず、理解しあえる社会になれば」という思いで企業様にてセミナーを開催しています。

 

私は男女雇用機会均等法導入後間もないころに社会人となり、女性が活躍できる社会が来るのだと期待を感じていました。しかし実際には名ばかりの制度で、キャリアアップで大変苦労してきました。これらの経験から、男女間の目に見えない課題に対する解決策の提案事業に、取り組んでおります。

 

また、2019年6月に公布された「改正女性活躍推進法」により、これまで努力義務とされていた事業主(常時雇用者数101人以上300人以下)にも、女性が活躍するための環境整備が求められるようになりました。

しかし、具体的にどのような取り組みをすればいいのかわからず、十分な対策が取れずにいる企業は少なくありません。

 

2020年には、大阪府主催のWell-Being Osakaにて、企業様における福利厚生の一環として、また健康経営の必須項目として企画された「働く女性の健康セミナー」の講師を担当させていただきました。開催を申し込まれた企業様のご担当者様は、いずれも女性でした。そのためセミナー内容は共感を得ましたが、では実際現場で課題解決策に取り組もうとすると、採決は男性にある場合が多く(どこかの国会議員と同じです)、「予算がない」などの理由で、対策がなされていないと報告を頂いております。

 

また医療現場でも、日本最古の医書である『医心方』(平安時代)に、「婦人の病は療するに難し、男に比すこと十倍」(女性は男性に比べて10倍治療しづらい)との記載があります。

 

女性は男性に比べて10倍治療しづらい

 

 

女性には月経周期、妊娠出産、特有のライフサイクル(小児期→思春期→性成熟期→更年期→老年期)などの特徴があること、また心の不調を伴うことが多いため、古来より女性の診療は困難だと言われてきました。そのため、現代の女性医療においては、不快な症状に悩まされる方に、心と体を1つとしてとらえる(心身一如)、「漢方薬を用いることが有益である」注目されています。

 

医療に携わるなかで、女性が社会で活躍していくためには「心身ケア」が必須であると感じた私は、女性ホルモンにかかわる薬、漢方、アロマの知識を習得しました。

 

この漢方薬の基礎となる学問「中医学」は、古来中国から伝わる哲学的思想の医学術です。この考えに基づいたコミュニケーション術について、参謀ーLinksで執筆させていただいております。

 

日本の女性就業率はアメリカや欧州を上回るようになりました。

育児休業制度も先進国の中では、その取得率トップクラスとまで言われるようになりました。またメディアの影響でダイバーシティのコンセプトが世の中に浸透しました。

 

一方で、私がこれまでの講演で痛感したのは

「もっと女性の活躍が進めば日本のGDPはこれくらいアップします」
「これくらい会社のパフォーマンスが上がります」

という総論は理解できても、各論的には

「具体的にどのような施策を打てばいいのかわからない」

という企業が多いことです。

 

私は

「女性は扱いづらい」のではなく、ホルモンをコントロールすると「女性は最強の味方になる」。またそのことを女性自身や社会が理解し、女性が活躍できる社会を創造する活動を行っています。女性が活躍する会社は収益アップが見込めると感じているからです。

 

どうか男性の皆様、また女性上司の皆様、女性は扱いづらい、メンタルが弱いなどと思わずに積極的に雇用促進をお願いいたします。

 

 

 

 

また、最近発表された警察庁のデータによれば、2020年の10月と11月の自殺者は、それぞれ約2200人と1800人でした。10月の自殺者は、前年同月比で男性が約22%増。一方、女性は約83%増です。なぜ女性の自殺者が急増したのでしょうか。

これは、日本経済が新型コロナウイルスによって予期せず打撃を受けた影響が、女性に大きく波及していると言えるのではないでしょうか。コロナ禍の影響で失業した女性は全体の66%と報告されています。またその対象者は小売業やその他のサービス業の「非正規雇用」の女性が多いと言われています。自らの経験から、業績悪化時に首切り対象になりやすい、もの言えぬ「非正規雇用者」の心情を察します。このように経済の影響を受けやすい「非正規雇用」。女性が安心して活躍できる社会の道のりは、まだまだ険しいのが実情です。

 

雇用問題と直接関係はありませんが、精神疾患の性差を比較すると、女性は男性に比べて、うつ病は2倍、全般不安症は5倍、パニック障害は2.3倍であり、メンタルの不調は特に女性に高い確率で発症します。

このように、雇用問題・社会問題など、自分ではコントロールできない現状で、少しでも心の負担なく、社会に貢献できる女性が増えることを願い、私は「美養憧」として、女性が自分で心身を整えるための健康セミナー講師活動を続けております。

 

さて最後に簡単にできるセルフケアの方法をお伝えします。歯磨きをする際にチェックしてくださいね。

 

 

舌は「心と身体の鏡」

 

と言われています。胃腸の調子だけではなく、メンタルの状態も舌に反映されます。さらに舌の裏側には直視できる太い静脈(舌下静脈)があることから、血の巡りも確認できます。

  • 浮腫みが気になる水滞タイプ:「歯痕舌」とよばれる歯形が舌に見られるタイプです。冷えがあり、浮腫や天候依存性頭痛があります。運動不足や冷えが原因です。
  • イライラしがちな気滞タイプ:a「舌尖紅」舌に赤い点が見られるタイプ。不安や不眠、動悸などの症状が現れがちです。b「舌辺(縁)紅」舌の左右辺縁が赤色のタイプ。(正常の舌は淡紅色)ホットフラッシュ、イライラなどの症状が出やすいタイプです。ため込まず、感情は少しずつ発散させましょう。
  • お疲れ気味な、血流滞りタイプ:舌下静脈の怒張(静脈幅が約5mm以上)、舌の色が暗赤色タイプです。顔色が赤黒い、しみ・そばかす、眼の下にくまが出やすい。同じ姿勢が長く続かないように意識しましょう。血流を良くするストレッチを日々の生活に取り入れましょう。
運動は心理的な効果が得られると、論文でも発表されています。

「幸福ホルモン」と呼ばれるエンドルフィンは高揚感を与え、脳内化学物質が活性化させます。これらより、不安が和らぎ、人との絆も深まります。

運動を継続するとうつ病や不安症、孤独感を感じづらいとも言われています。

無理のない範囲で日々皆様の生活に「運動」を取り入れて、心身の調子が良い2021年をお迎えくださいね。

https://biyou-do.jp/

 


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