コラム

参謀 過去 在籍

メンタルヘルスから考える20代部下への指導における3つのポイント

4月に新入社員や若手の入社で、部下が増えた方も多いのではないかと思います。

しかし、部下を持つ方にとって悩ましいのは「育成」ではないでしょうか。

 

20代の部下に対して、

・何を考えているのかわからない

・少し強く言うとパワハラ、セクハラと言われる

・どのように接したらいいかわからない

と言う悩みはないでしょうか。

 

今回はそんな20代の部下を持つ方向けにメンタルヘルスの観点から指導のポイントをご紹介します。

 

人格と仕事を分離して考える

20代の部下は仕事で失敗したり、成果が伴わないなど、

指導すべき項目が多く目につきませんか?

 

その多くは、経験や知識、意識、モラルの低さから生じるものであり、

改善すべきことはたくさんあるでしょう。

 

しかし、ここでしてはいけないのは

人格を否定することです。

 

・あいつはダメなやつだ

・やる気がない

・〇〇世代だから仕方ない

 

人格や時代背景は本人の意思に関係なく、変えようのないものであり

それを否定されたならば、やる気を失ってしまうでしょう。

 

怒りによる否定ではなく、事実を指摘する

とはいえ、仕事は友達関係ではなく、成果を求めるのが当然です。

また、部下の行動に問題があるならば、それを是正することは上司の役割でしょう。

 

では、どのように伝えればいいのでしょうか。

直すべきところを直し、正しく成果へ導いていくためには何をすべきでしょうか。

大事なのは、どのような感情状態で相手に伝えるかです。

 

ミスに対して怒ることは悪いことではありません。

 

避けるべきは、

・「なぜあなたはこんなことができないのか?」と言った蔑む心や見下す心

・「どうせ〇〇だから〇〇なのでしょう」と言った決めつけやレッテルを貼る心

・「わからない意味がわからない」と言った攻撃的な責める心

こういった相手に対する本音の感情は、些細なところで言動に現れ、相手に伝わるものです。

 

もし、それらが相手に伝わったならば、部下からの信頼を得ることはなくなり、あなたに心を開かなくなるでしょう。

そういった事態に陥ることのないよう、発想を変え、自分の感情をコントロールし、双方の信頼関係を得ることを目指した方が良いでしょう。

 

自分の感情をコントロールする

感情とは、人の性格や価値観が反映された本音の部分です。

 

感情をコントロールする一つの方法として、

「相手に過度な期待しない」ことが挙げられます。

 

例えば、

怒りとは、相手を自分の思い通りに動かしたい相手が、自分の思い通りに動かない時に生じる欲望であり、

悲しみとは、自分の期待と現実が大きく乖離した結果に生じます。

 

共通している点は、

理想と現実にギャップがあり、

それが負の感情の原因となっているということです。

 

理想と現実にギャップがあるというならば、

それを合わせる手段を考えれます。

 

「相手に過度な期待をしない」

とは、相手に対する空想や理想を下げ、

現実に近づいた発想をするということです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

20代部下への指導のポイントをご紹介しました。

 

自分が何に怒り、何に悲しむのかといった感情を知り、

部下の特徴を知ることでどのように対応すべきかが見えてきます。

一度、自分の心と向き合ってみるのもいいのではないでしょうか。

 

参謀 高見 竜二

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