- 参謀の特長
- 10名前後の管理職としてマネジメント業務を行いながら現場業務にも携わるプレイングマネージャーとして、ECサイトにおける企画から運用・広告といった全般の業務に従事。 今までの現場の実務経験にMBAの学びをプラスし、経営現場をサポートします。
コラム
参謀 闇雲 卓
インターネット広告の種類を知っておこう【インターネット広告入門編2】
前回は、インターネット広告とはどのようなものかを説明しました。
今回はそのインターネット広告の種類を説明します。
インターネット広告と言っても種類は無数にあり、日々進歩し新しい広告サービスがリリースされたと思えば停止されたなどと変化が激しく、すべての種類を網羅することは広告業者や専門家でない限りむずかしいものです。
そこで、ここでは先ずおさえておきたいものだけに限定して説明します。
その前に小話として知っておいてほしいことがあります。
今までの広告とインターネット広告は何が違うのか
インターネットが世に普及する以前は、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4媒体に掲載するマス広告が主流でした。
それでは、これらがすでに世の中にあったにもかかわらず、なぜインターネット広告がこれほどまでに普及したのか・・・、それを知っておくことで、インターネット広告を利用する必要があるのかを判断することができます。
マス広告とは、世の中に広くアピールすることができ、商品やサービスの認知度を高めるには非常に有効な手法です。
しかし、その広告効果の測定は難しく、測定不可のものもあります。
- テレビCMを流したけど、そのCMを見て商品を買ってくれた人は何人いるのか。
- 新聞広告を掲載したけど、その広告を見てくれた人は何人いるのか。
テレビではいわゆる視聴率と言われるものはありますが、それもすべてのテレビから計測したデータではありません。
そのため、高い広告費を費やしたが、どれくらいの効果があったのか、本当のところはわからないのです。
また広くアピールできるということは、ターゲットとはちがう相手にもアピールしてしまい、本当のターゲットのみにPRできません。
インターネット広告では、より細かい効果測定とターゲットを絞った広告を出すことができます。それにより、
- 少額の費用から始められる。
- 細かいターゲティングが可能。
- 効果測定できる。
- 出稿期間中にクリエイティブ・ターゲティング(※)の調整ができる。
特に少額の費用でターゲットを絞って広告を出すことができるのが魅力ではないでしょうか。
そこで実際に始める前にインターネット広告の主要な種類を説明します。
※クリエイティブ:広告の制作物、クリエイターによって制作されたコンテンツ(内容)
※ターゲティング:広告の対象となる顧客(ターゲット)を絞って広告を出すこと。
インターネット広告の種類
インターネット広告の種類は無数にありますが、すべてを知っておく必要はありません。
先ず、次の4つだけ知っておいてください。
- リスティング広告:Googleなどの検索エンジン結果に広告表示する手法。
- 純広告:Yahoo!JAPANトップページなど、あるサイトで一定期間バナーなどを広告掲載する手法。
- アフィリエイト広告:アフィリエイターに広告してもらう手法。(詳しくは別記事で)
- SEO:Googleなどの検索結果で上位表示させること。
次回はこれらを説明します。
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